長い裁判が、今日終わった。
私はこの事件が起こった日の事を覚えている。
犯人は非人間、許せない、許してはいけないと思った。
本村洋さんの、あの当時、鋭く強いまなざしをハッキリ覚えている。
ここまで、被害者家族よりも加害者に配慮した報道など「なんで?!」と思うことの方が多かった。
ずっと心の中で本村さんを応援してきた。
>>。「僕1人の命では、亡くなった2人の命を償えない。未来を取り戻すことはできない」
(毎日新聞ネット記事より引用)
加害者の言葉だそうだ。
私はそうは思わない。
命をもって償わなければならない罪もある、と思う。
絶望する時間もなく、暴力で未来を絶たれた人をどう考えるのか?
本村さんの思いは誰も分からない。
支えになったのは、在りし日の弥生さんと夕夏ちゃんの笑顔だろう。
苦しみ抜いたであろう13年。貫いた13年。
少しずつ氷が溶けるように、春が訪れてほしい。