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銀の道

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2007年 09月 29日

きき酒師というもの

日本酒に目覚めて12年ほどたちます。

日本酒の美味しさと奥深さに、キョウミシンシンとなって
怒涛のごとく飲んでいた時期があり、まぁ・・・よく失敗もしました(^^;

それでもとにかく魅力が尽きないので、今に至っていますが・・・
中間地点で「きき酒師」の資格に挑戦したい気持ちも芽生えたのですが、
まだとことん飲むことが「修行」(爆)と考え。

今になって、日本酒のことを「果たしてどれくらい分かっているんだろう?」と
客観的に知りたくなり、きき酒師の呼称資格認定試験を受けてみることにしました。

思い立ったのが7月、その月末に講習があり、8月末に試験。
自分の性格から短期決戦でないと身が持たないと知っているので(笑)
幸い?酷暑の夏でしたよ、。
1ヶ月間週末の半日を、エアコン全開で過去問題集に費やし。
(夕方でオワリ、夜は勉強しないのがポリシー(⌒‐⌒))

きき酒師というもの_e0007955_2345991.jpg


自分が飲んできたことのランドマークというか。
一応無事に合格できました!






10年という月日はダテではなく、官能試験と料理との相性については
ほとんど考えることなく本能的に回答できた。
筆記試験も集中的にテキストと過去問題集を勉強すれば、
たぶんOKの範囲。

焦ったことは、時間配分。
1時間を1時間半と思い込み、
2種類の官能試験の回答で、1つに45分もかけてしまったこと。
「あと15分です」の言葉に焦ったあせった(;^_^A---

あと、サービスの実技も今年から。
ホストとゲストにサービス(注ぎわけ)して、
想定した料理と日本酒の組み合わせ、相性、場面を回答します。
これが緊張度大!

心臓バクバクだったけど、
一応合格できたので良い思い出として忘れます(笑)


日本酒の歴史、製造、きき酒師のありかた、本当に勉強になった。
今まで耳学問で、分かったつもりになっていたことがスッキリした。
1ヶ月間集中して(週末だけでも)勉強できたこと、
ちょっとしんどかったけど振り返ると新鮮でもあったかな。


きき酒師とは
日本酒の銘柄を言い当てる人の事ではない。
日本酒を正しく理解し、親愛をこめて提供提案できる人の事だ。



今後もその精神で、常に自分を磨いていかなければ。

・・・と言うことは

今後も飲み続けなければ!

イエ、利き酒師の感性を磨くためですからネ。!


by yumita6 | 2007-09-29 00:13 | 銀の水・・・本日の酒


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